安藤“アン”誠起の著書、およびプロデュースを手がけた本の紹介。タイトルが緑字の本はamazonにリンクしてます。










『てくてく歩き 屋久島 奄美』'03年度版
(実業之日本社)

私アンによる総プロデュース本の第一弾。
制作スタッフや現地の方々、いろんなスタッフの
サポートを得て、完成した1冊です。

1シーズンで3刷したので、ガイド本の中では、
かなり売れた方では。。。

ちなみにこの版では、島唄の唄者をCDと共に紹介する
ページがあって、そこで中孝介クンを紹介してます。

当時、彼はメジャーデビューはおろか、
まだ琉球大学に留学中(?)だったはず。

おそらく、それなりの発行部数がある本の中では、
はじめて彼を掲載した本だと思います。









『カブトムシとクワガタ』(主婦の友社)


原案、ほとんどの写真、執筆を担当した著書。

当時、こんな楽しい感じのカブ&クワ本は
ほとんど出回っていませんでした。
この本の売り上げが好調だったこともあって、
セレクトBOOKSというシリーズが確立されました。

監修は高家博成氏。







『てくてく歩き 屋久島 奄美』'05年度版
(実業之日本社)

前回版は私アンだけで全部の島々を巡るのは、
さすがに難しかったので、
一部を別チームにサポートしてもらったんです。

この版ではそこもフォローしたので、
これで本誌掲載の島々を、
ボクが全部取材したことになります。

…と簡単に言っちゃいましたが、
屋久島、口永良部島、種子島、奄美大島、加計呂麻島、
喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島、
そして鹿児島(これは島ではないですが)と
10エリアありますからね。
これをひとりで撮影・取材するのはなかなかハード。

前回取材で訪れた島の人達と再会して、
お話できたのも嬉しかったですね。








『親子でアウトドアあそび』(主婦の友社)


はじめてオールデジタル写真で作った著書でした。

当時は、デジカメも色がでにくい被写体があって、
写真校正であれこれと色指定をした記憶があります。


内容でとくにオモロイのは、
たき火のおこし方&かまどの作り方、
ハンカチの活用法などですかね。

手旗信号をアレンジした簡易手旗信号は、
何度見てもオカシイなぁ〜。
こども達がホントに、カワイイんですよ。

このジャンルはネタがまだたくさんあるのと、
当時よりもさらにグレードアップした
サポートチームが組めるようになったので、
また本を作ってみたいですね。








『日本と世界のカブトムシ クワガタの飼いかた』
(実業之日本社)


カブトムシ&クワガタムシ関連の著書。
対象の読者は小学校高学年とお父さん。

みどころは図鑑部分と、
タイトルにもあるようにカブ&クワの“飼い方”ですかね。

ただ飼うだけでなく、産卵からふ化、
次の成虫に育てるための知識やテクニックを
わかりやすく解説してます。

標本の作り方も、読者の皆さんには好評のようでした。
あっ、それとパラパラマンガならぬ、
パラパラ写真も意外に人気が高かったみたい。

“手を動かして、何かをする、何かができる”感って、
とくに、こども達にとっては、
すごく大事なコトですよね。

余談になりますが、この年の夏は、
なんと3冊同時進行だったので、
と〜〜〜〜〜〜ってもハードでした(汗

2014年現在、第4刷






『てくてく歩き 屋久島 奄美』'07年度版
(実業之日本社)


前バージョンがリリースされてから、
屋久島の山々にもかなり足を運んだので、
(現行、ガイドに掲載されていないものも含めて)
いよいよ私アンめも屋久島マイスターの域に
入ってきたかなぁ、という感じがしますね。

奄美エリアに関しても一言。
奄美島唄界の大御所・坪山豊氏をフューチャーしてます。

ちなみにこの版から、表紙がマイナーチェンジ!
どこが変わったか、わかるかな??







『マカオノスタルジック紀行』(双葉社)


ライターの方と共著でリリースした一冊。
写真を担当しただけでなく、企画書の作成から、
構成やネタのセレクトなど、
コンテンツにかかわることをコラボレーション。

全体の構成や掲載ネタをどうするかで、
夜な夜なミーティングしていた記憶がありますね。

この本は紙質がマッド系なんです。

マッド系の紙は、写真の色がノリにくいので、
それに適した撮影、被写体選び、リタッチなどをしました。アジアの路地裏というジャンルには、
まずまずマッチしたかなと思ってます。

文:芹澤和美








『カブトムシとクワガタ 飼いかた&図鑑』
(実業之日本社)

前年にリリースした
『日本と世界のカブトムシ クワガタの飼いかた』の
低学年バージョン。

ちょっとしたクイズや折り紙のページなども加えて、
楽しく本を読みながら、
ムシの生活や飼い方がわかるつくりになってます。

ちなみに私アンもイラストで登場。
ときには先生となり、ときにはピエロとなり、
誌面を賑わしております^_^

この本では、
「こどもの夏休みの宿題に使わせてもらいました。
ありがとうございました!」
といったお便りを、結構いただきました。

中には、それで優秀賞をもらったお子さんもいたようで…
これは著者としては、とっても嬉しいレスポンス!!!

これからも、そんな本を
どんどんリリースしていきたいですね。

2014年現在、第2刷








『てくてく歩き 屋久島 奄美』'09年度版
(実業之日本社)

このバージョンでは誌面で、
屋久島・奄美各エリアのお土産を紹介。

実は、お土産は初版('03年度版)から
やるつもりだったんですが、
2年に1回という改編スパンと、
島という独特な風土ゆえに、静観していたんです。

ようやく定番ともいえるモノが出そろってきたんで、
ついに紹介の時が来た!! というトコロでしょうか。

屋久島に関しては、お弁当特集もありますよ。

弁当店は初版から紹介していたのですが、
(当時は他誌では紹介してなかったなぁ)
特集に関しては、ある程度の玉数が出そろうまで待っていたので、
こうやって紹介できてウレシイですね。

 






『ネイチャーガイドと歩く屋久島』
(実業之日本社)


自然美豊かな屋久島の森を
まるでガイドさんと一緒に歩いたように体験できる一冊。

縄文ルートや白谷雲水峡、宮之浦岳など、
屋久島のメイントレッキング&登山ルートを
現地のガイドさん解説を交えて事細かに解説しています。

これは編集部とのコラボレーションで、
私アンはほぼ7割、
縄文ルートや白谷雲水峡、ヤクスギランドといった
メインのコースを中心に撮影&執筆しています。

現地ガイドさんのアカデミックな解説は
とにかく興味深いですよ!






『子供の科学★サイエンスブックス
 カブトムシ&クワガタ百科』(誠文堂新光社)


全編カラーの大型本。
紙質が良いので、写真をふんだんに使用して
美しくかつダイナミックに
カブトムシとクワガタムシのことを詳しく解説しています。

カブ&クワの飼い方やカラダのしくみ、
生態や寿命に関してはもちろんのこと、
実際にバナナトラップを使った
雑木林での採り方などをわかりやすく紹介。

それとこの本の中で注目すべきは、
主要な種類のクワガタムシの見分け方。
一見するとわかりにくい、
クワガタのメス見分け方もこれを読めば一目瞭然!!

ほかにも
ホワイトアイやレッドアイと絡めて遺伝の話、
亜種や雌雄モザイクの話など、
子供の科学★サイエンスブックスならではの
アカデミックなトピックをふんだんに盛り込んでいます。







『てくてく歩き 屋久島 奄美』'14年度版
(実業之日本社)


てくてく歩き 屋久島 奄美が大幅にリニューアル。

個人的には
今回改訂した屋久島・奄美の各巻頭ページ、
帯に使われた屋久島の森、
長年撮りためた奄美の野生生物ページが注目です。

ほかにも、
実は先輩の結婚祝パーティーで唄者を囲んでいる1コマがあったり、
ヒッチコックよろしく私アンめがちょこちょこカメオ出演を
していたり……

ガイドブックを純粋に読みたい方から、
現場に居合わせた人なら思わずニンマリするような1シーンまで、
まぁ、ともかく見所が満載なんであります。

ただガイド的な俯瞰という視点ではなく、
そろそろ自らの視点&言葉で島々を綴った一冊にも
取り組もうかな…と思っております^_^










2014年はカブ&クワ本の Reborn イヤーでもありました。
今までボクが手掛けた3冊がそろって増刷や改訂に。

各媒体でナビゲーターをしたり、all aboutでガイドをしたり、
そういうコツコツとした活動が、結果としてあらわれてきたんですかねぇ。

★『日本と世界のカブトムシ クワガタの飼いかた』(実業之日本社)第4版
★『カブトムシとクワガタ 飼いかた&図鑑』(実業之日本社)第2版
★『カブトムシとクワガタ』 改訂版

実業之日本社からリリースしていた2冊のカブ&クワ本が
めでたく共に増刷を迎えることができました。
『日本と世界のカブトムシ クワガタの飼いかた』の方は昨年に続く増刷です。
一方、低学年用の『カブトムシとクワガタ 飼いかた&図鑑』は初の増刷。

そして2005年リリースの本は、改訂版としてリニューアル。

ボクは増刷までの間にわかった新たな事実を
こまめに本に反映させるタイプなので、
内容のアップデートは意外と大変な作業でした。

とくに最新技術の発達で、
例えば今までは同種だったものが、
新たな種と認められるなど、
種類に関しては常に最新データを認識しておく必要があります。

この際、専門的な資料を読むのにも、かなり時間がかかるものです。
2014年の1〜3月はそこに結構時間を費やしました。

   

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